製薬会社 薬剤師

製薬会社での薬剤師の仕事について


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製薬会社の数は非常に多く、国内だけで1000社以上あると
言われています。

 

たくさんの薬剤師が製薬会社に勤務しています。

 

薬の研究・開発や販売など、トータルで管理する幅広い業務です。

 

ここでは、製薬会社で薬剤師がどのように活躍しているのかを解説します。

 

 

新薬の開発(創薬)

 

製薬会社での花形の仕事と言えば、新薬の開発ですね。

 

会社の収益に大きく関わる部分ですから、非常に重要な仕事です。

 

人気の高い仕事ですけども、薬剤師であれば誰でもなれるわけではありません。
実際、製薬会社で研究・開発をしている人たちは、薬系大学の修士課程以上が大半です。

 

ですから、大学院で学んでいない限り、採用は難しいと言えます。

 

1つの新薬が完成するまでには、10年の期間と100億円もの資金が必要だと
言われていますから、採用基準としても厳しいのは当然でしょう。

 

人々の安全な暮らしを担うための、大切な業務です。

 

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1.新規物質の製造

 

新薬を開発するためには、まず新しい分子を見つけることから始めます。

 

天然物質から化学物質を探し出すために、根気よく調べなくてはいけません。

 

 

2.スクリーニング

 

候補として見つかった物質は、有効性を図るために簡易なテストを行います。

 

この工程で、その物質の利用価値があるかどうかを判断します。

 

 

3.非臨床試験

 

品質試験と非臨床試験を行います。

 

品質試験とは、物質としての安定性や化学的な性質を調べます。
非臨床試験とは、動物実験の事です。

 

この試験により、薬としての効果が認められれば、本格的な臨床試験をして
新薬の候補として研究がされることになります。

 

 

開発担当者

 

開発担当者の業務は、治験(臨床試験)を統括する役割を担います。

 

臨床試験は、新薬の有効性を証明するために、実際に人間に投与して
その経過をデータとして収集するために行います。

 

厚生労働省の認可を受けるためには、絶対に行わなければいけません。

 

ただ、治験を行うためには、大学病院などの協力を得てデータ収集をする必要があります。

 

その時に、病院の担当医と新薬の研究者の仲介をするのが開発担当者です。

 

コミュニケーション能力に長けていないと、難しい職種だと言えるでしょう。

 

担当医と意思の疎通を図りつつ、契約をスムーズに進行するためには、
信頼関係を作ることが必要不可欠です。

 

そして、治験によって得られたデータを収集し、資料としてまとめ上げ、
厚生労働省に申請をすることになります。

 

 

医薬情報担当者(MR)

 

MRの業務は、医師や薬剤師と面会して、会社の薬剤の有効性や
安全性などの情報を提供することです。

 

製薬会社の営業マンという位置づけですね。

 

医薬品は正しい情報に基づいて服薬しなければ、十分な効果は得られません。
その為に、必要な情報を提供するMRの仕事は、非常に重要なものです。

 

単に自社製品を売り込むだけではなくて、現場から得た薬の副作用や
アレルギー反応などの情報を研究者に伝えることも大切です。

 

現場と研究者との橋渡しをする役割も持っています。

 

 

このように、製薬会社で行う仕事内容にも幅広い種類があります。

 

薬剤師としての知識を最大限に生かせるように、自分に合っている職場を
見つけることが出来るようにしましょう。





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